この記事は余計な仕事を振られてしんどい。今まで無我夢中で働いてたけど、気付いたら3年目だ、このまま働き続けていいのかな?と悩む看護師1~3年目に向けて書いた記事です。
✔この記事を読んだら分かること:看護師3年目の転職のメリット、デメリット、転職に最適なタイミングがわかります。悩んでいる看護師さんの参考になれば幸いです。
✔この記事の信憑性:記事を書いた著者は、身体とメンタル壊し3次救急総合病院を看護師3年目の秋に退職しました。そして半月で転職活動し現在の美容クリニックに勤務しています。現在看護師4年目です。看護師3年目で辞めた経験があるので経験談を踏まえながら記事作成しています。
看護師3年目で辞めても問題ない理由
結論:看護師3年目で辞めたいなら辞めてOK。ただし、看護師3年目で転職する際の注意点を事前に抑えることが大切です。
辞めても問題ありません。
会社を辞めること自体は別に特別な話ではなく、どこにでもある話です。
厚生労働省のデータによると「医療・福祉」業界に入職した新卒者:大卒39.0%、短大卒など35.7%、高卒46.5%の割合が3年以内に退職しています。大卒者は2.5人に1人が3年で辞めています。
また、1年目で辞める新卒看護師に限ると、看護協会の2017年のデータによれば7.5%、約10人に1人辞めています。
体験談:私は看護師3年目で辞めた
私は総合病院の外科病棟でがむしゃらに3年目まで働いてきましたが、積み重なるストレスでメンタルと身体を壊して辞めました。
自分の身を犠牲にして他人のために働こうとする頑張り屋の看護師は多いと思います。しかし、身体を壊してまでやるのは元も子もありません。身体を壊してしまうくらいなら、壊れる前に辞めたって全然いいと思います。
病院を辞めたところで、死なない
結果、私は3か月間休職し、退職しました。退職後は半月で美容クリニックへの転職が決まりました。
退職後の手続きがよく分からなくて不安…という人もいますが、実際は近くの市役所に行けばたった30分で終了です。やることは年金と健康保険の手続きのみ(人によっては失業保険の手続きもあります)。
看護師1年目の後輩が早々に退職し、同じ美容クリニックに転職したので、ぶっちゃけ看護師何年目で辞めようが問題なしです。
病院辞めたところで、死にません。
転職に最適なタイミングとは?
とはいっても、果たして本当に辞めていいの?転職に最適なタイミングっていつなんですか?
💡こういった疑問に答えます。
答え☞看護師3年目で辞める場合:転職先を決めてから、せめて夏or冬のボーナスは貰って辞めよう。
なんだかんだ身体もメンタルも元気で、4年目までバリバリできそうだぜ!という人は、看護師4年目の夏のボーナスを貰って辞めたほうがいいかもです(実際、丸3年働いて4年目になったタイミングで辞める看護師は多いです)
【経験談】
私の場合は、看護師3年目の冬のボーナスを貰う直前に辞めてしまいました。
退職したことで、気分が吹っ切れて鬱っぽかったメンタルが、元気になったのはよかったのですが…
冬のボーナスはせめて貰って辞めればよかったな、と思うのが唯一の後悔ですね。賢いナースはお金をしっかり貰ってから辞めています。
看護師3年目の転職で気を付けるべきポイント3つ
①転職先が決まるまで辞めない
今の職場を辞めてから、転職活動をスタートすると収入源が0の状態で、貯金を切り崩しながらの転職生活は、想像以上に辛くしんどいです。貯金なんてあっという間になくなります。お金の余裕は、心の余裕です。できれば、転職先を決めてから退職したほうが得策です。
私の場合は、メンタルを病んでしまったので3か月間の休職期間内に転職活動をしました。もともと人間関係で悩んでいたので、もう一生今の病院には戻りたくない、という強い決意があったのでメンタルを病みながらも転職活動できてましたね。
②奨学金をもらっているナース
奨学金をもって勤めている看護師は、丸3年働かなければいけない病院が多いので、3年目で辞めてしまうのは注意が必要です。
③転職の目的をはっきりさせる
「とりあえず3年働いたから、とりあえず転職しとくかー。」みたいな、なんとなく転職しないとなと思う看護師も多いですが、なんとなくの転職活動は、なかなか内定が貰えなかったり、内定を貰っても思ってた転職先と違った!なんていうことは多々あります。
例えば、キャリアアップや給料アップの為に転職したい!結婚・出産を踏まえて、今よりも福利厚生がいい条件のところに働きたい!など、明確な目的を持って転職されたほうが、転職には有利です。