美容クリニックを辞めた理由
美容看護師になりたい人増えていますよね。
わたしも、昔は美容看護師に憧れていました。そして美容看護師になりました。
しかし今は色々あって辞めています。
なぜ辞めたのか、美容看護師の裏側についてお伝えします。
ヘルプ勤務が多い
私のクリニックは所属の〇〇院が決まっていましたが、人手が足りない別の支店に、ヘルプで飛ばされる事がしょっちゅうありました。
ヘルプ勤務の嫌なところは、仲のいいスタッフを作りにくいということです。人見知りな私は業務以外の話を気軽に話せるわけでもなく、ただ時間が過ぎるのを待ちながら淡々と仕事をするだけなので、孤立してしまいます。
別に職場なのでスタッフと友達になる必要はないですが、話したこともないスタッフがたくさんいる規模の大きい別院にヘルプに行かされた日は割としんどかったです。
看護師感がない
『看護師』といえば、点滴、注射、傷の処置、療養相談などが思い浮かぶと思います。
しかし美容看護師になると、物販の営業や契約延長のスキル、美容施術のスキルが大事になり、病院でやっていたような処置はやらなくなります。
幼い頃夢見てた看護師像とはだいぶかけ離れており、この仕事私にあまり合っていないかも??と思いながら働いていました。以前は総合病院の外科病棟でバリバリ働いていたので、その頃のドーパミンがドバドバ出る感じが忘れられず、ギャップに悩んでやめました。
美容も退屈とはいっても、暇なわけではなく常に忙しかったです。ですが、人の命を預かっている独特な緊張感がなくて、私にとっては物足りなかったなーと感じます。
腰痛
美容看護師になると毎日腰痛に悩まされました。
美容看護師になると脱毛などの施術がメインとなります。施術中は前屈みになる事が多く腰が痛いです。美容に限らず、医療・介護のお仕事はみんな腰痛もちだと思うのですが、特に美容クリニックに転職してから私は腰痛が悪化してしまい、毎日ストレッチが欠かせませんでした。会社から支給される規定のナースシューズが私の足に合わなかったというのも理由かもしれません。美容に転職してから半年で足裏にタコができてしまい痛かったです。少しヒールのあるかわいいナースシューズを履くのが夢でしたが、足に合わないと痛くてそもそも仕事ができませんでした。残念(T . T)
視力低下
脱毛の施術をすると、レーザーが目に入り視力低下しました。
専用のゴーグルをつけるのですが、ゴーグルの隙間から漏れ出るレーザー光が眩しくて、視野がぼやけてしまうようになりました。
休憩中でも目の奥が痛くなり、眼科に行くと眼精疲労による痛みだと言われました。これ以上続けるとますます視力が悪化するのが怖くて、やめました。
以上が、私の美容看護師をやめた理由です。
何かの参考になれば幸いです。