脳神経外科ナースのお仕事内容とは?現場のリアルを徹底解説!

看護師
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脳神経外科ナースの役割5選

脳神経外科ナースとして3年病棟勤務していた経験をもとに、仕事内容を解説します。

◎脳神経外科ナースの仕事内容とは?

まず仕事内容は大きく分けて2つあります。
1手術前準備(予定入院や検査入院の場合)
2手術後管理

脳神経外科の仕事のほとんどは、2番目の手術後管理になります。
今回は術後管理の中の、仕事内容5選について記述します。

脳神経外科ナースの役割5選

①バイタルサイン、意識レベル、神経症状の観察

②離床、廃用症候群の予防

③術後のドレーン管理
(スパイナルドレーン、脳室ドレーンなど)

④日常生活援助
(食事、口腔ケア、清拭、入浴、移乗)

⑤退院調整

【用語の解説】
●バイタルサイン
体温、脈拍、酸素飽和度、血圧
●意識レベル
JSC(ジャパンコーマスケール)
●神経症状
嘔気、嘔吐、瞳孔、対光反射、MMT
●廃用症候群
寝たきり状態が続くことで引き起こす症状。
例:筋萎縮、関節拘縮、褥瘡、せん妄など

脳神経外科ナース【疾患】

まず、脳神経外科は、どのような疾患の患者さんがいるのでしょうか。

脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤、頸動脈狭窄など)
頭部外傷、脳腫瘍

→脳神経外科ナースはこれらの疾患を勉強する必要があります。

脳神経外科ナースの1日のスケジュール

●日勤バージョン

7:30 情報収集
8:30 朝礼
9:00 朝のラウンド
バイタルサイン測定
10:00 ケア(おむつ交換、清拭、入浴介助)
検査(アンギオ)出し、オペ出し
12:00 口腔ケア介助、食事介助、経管栄養
14:00 おむつ交換、体位変換、翌日の術前準備
15:00 カンファレンス
16:00 おむつ交換、体位変換

17:00 申し送り

現場のリアル!脳神経外科あるある

二の腕ムキムキになる!

足がアザだらけになる。

腰痛もち。

夜勤はせん妄患者さんとの戦い

患者さんの些細な変化に心が動く

全く意思疎通できなかった患者さんが、毎日少しずつ関わる中で目で合図してくれたり指がぴくっと動くようになったり、そういう些細な変化にすごく感動します。

脳神経外科ナースの仕事内容はいかがでしたか?決して楽ではない診療科ですが、やりがいはとてもあります。少しでも参考になれば幸いです。以上!

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