訪問看護に転職するなら失敗しないステーション選びのポイント
訪問看護への転職は「どのステーションを選ぶか」で満足度が決まります。
実際、「訪問看護そのものは好きだけど、職場選びを間違えて辞めた」
という声はとても多いです。
だからこそ大事なのは、
求人票だけで判断せず、“中身”を見ること。
病棟から訪問看護に転職した立場で
「ここを見ておけば失敗しにくい」というポイントをまとめます。
① 教育体制・同行訪問の有無
まず最重要ポイントです。
確認すべきこと:
• 最初は必ず同行訪問があるか
• 教育期間はどれくらいか(1週間?1か月?)
• 一人立ちの基準はあるか
理想:
• 1か月程度は同行あり
• 不安があれば延長可能
• チェックリストやマニュアルがある
「いきなり一人で回って」と言われる職場は要注意です
② オンコールの頻度と体制
オンコールは精神的負担が大きい部分なので必ず確認しましょう。
質問例:
• 月に何回オンコールを持つのか
• 出動頻度はどれくらいか
• 出動時は管理者や医師にすぐ相談できるか
• 手当はいくらか
理想:
• オンコールは月4~6回程度
• 出動は少なめ
• 相談体制が整っている
「オンコールほぼなし」と書いてあっても
実際は頻繁に鳴ることもあるので、具体的な数字を聞くのが大切です。
③ ステーションの雰囲気と人間関係
訪問看護は少人数職場が多く、人間関係がとても重要です。
見るポイント:
• スタッフ同士の会話が自然か
• 管理者が話を聞いてくれる雰囲気か
• ピリピリしていないか
可能なら:
• 見学や半日体験ができるか確認する
• スタッフの表情を見る
「雰囲気がいい」は条件よりも大事なことがあります。
④ 利用者層と訪問内容
ステーションごとに特色はかなり違います。
例:
• 医療依存度が高い(胃ろう・人工呼吸器など)
• 精神科が多い
• 小児が多い
• 看取り中心
自分に合っているかを考えましょう。
質問例:
• 主な疾患層は?
• 医療処置の頻度は?
• 看取り件数は年間どれくらい?
「思ってた内容と違った」は転職失敗あるあるです。
⑤ 記録・ICT環境
地味ですが、かなり重要です。
確認ポイント:
• 記録は紙か、タブレットか
• 残業になりやすいか
• 記録は勤務時間内に終わるか
記録が大変なステーションは、
「訪問が終わってからが本番」になります。
⑥ 給与の仕組みと手当
基本給だけで判断しないことが大切です。
確認項目:
• 基本給
• 訪問手当
• オンコール手当
• 出動手当
• 賞与の有無
「月収は高いけど、オンコール地獄」
というケースもあるので、トータルで見ましょう。
⑦ 相談しやすい体制があるか
訪問看護は「一人で判断しない」環境があることが命です。
理想:
• 電話ですぐ相談できる
• 管理者が現場感覚を持っている
• 医師との連携がスムーズ
孤立する職場は、長く続きません。
⑧ ステーションの理念・方針に共感できるか
意外と大切なのがここです。
例:
• 「利用者の生活を一番に考える」
• 「スタッフの働きやすさを大切にする」
• 「看護の質を最優先する」
理念と現実が一致しているかを見ると、
その職場の本質が見えてきます。
失敗しやすいステーションの特徴
• 教育体制がない
• 人手不足を隠している
• 管理者が忙しすぎて現場を見ていない
• オンコールの説明が曖昧
• 見学を嫌がる
1つでも当てはまったら慎重に。
まとめ
訪問看護の転職は、
「職種選び」より「ステーション選び」がすべてです。
条件よりも大切なのは、
• 教育
• 雰囲気
• 相談体制
• 自分との相性
ここを丁寧に見れば、転職の満足度は一気に上がります。

