こんにちは、訪問看護師をしているララです。お仕事内容について説明していきます。
訪問看護というと、どんなイメージがありますか?
「訪問看護に興味はあるけど、仕事内容がいまいち分からないなあ・・・学生のときの地域在宅の実習と同じ感じ?お給料っていいって聞くけど本当なの?オンコールってどんな感じなの?」
こういった疑問に答えます。
1訪問看護師の仕事内容
結論からいうと、
利用者さんの家に訪問に行き、決められた時間に看護をするお仕事です
具体的に言うと、訪問看護師がする『看護』とは、状態観察、褥瘡の処置、傷の処置、服薬管理、フットケア、ストマケア、吸入吸引、胃ろう・腎ろう管理、経管栄養、点滴、排便処置、レシピ、療養相談、エンゼルケアなどです
他にも事務的なお仕事もします。
月末になると、『月末書類』といって、報告書や情報提供書など他事業所に送る書類を作成します。
医師の訪問看護師指示書が必要
医師からの『訪問看護指示書』がないと看護師は訪問にいけません。
点滴が必要な場合は追加で『在宅患者訪問点滴注射指示書』が必要です
豆知識
ケアマネジャーさんや地域包括支援センターの担当者が医師に依頼してくれる場合もあります。
いずれにしろ、指示書がないと訪問にいけません。
他職種との連携がとっても大事
訪問看護師は訪問は単独で行きますが、その裏にはたくさんの他職種の方々の支えがあります。
一緒にお仕事する人は、どんな人がいるの?
ご家族、ケアマネジャー、ヘルパー(訪問介護)、地域包括支援センター、障害者相談支援事業所、医師などがいますよ(*ノω・*)
家族を含めた支援
在宅での療養はご家族の支援が必要です。ご家族もチームの一員として捉え報連相をします。ご家族がいない独居の場合は介入しているケアマネジャーさんや相談支援事業所の担当者などとの連携が大切となります。
2訪看のお給料っていいの?
結論
お給料は訪問看護ステーションによって違います
もっと言うと、
訪問看護ステーションの大きさ・地域(利益率)によって変わります
規模・オンコール回数で決まる
大手の訪問看護ステーションはお給料がいいところが多いです。
理由は、利用者さんの数が多いからです。
大手はオンコール制度がある所が多く、大手は月に6〜7回のオンコール当番があります。オンコールの日数が多い分お給料も高くなります。
オンコールを月に10回以下なんてできない、オンコールは不安!夜勤はやりたくないという方は、大手ではなく中小規模のステーションを選ぶと良いでしょう。ただしその分お給料は低くなる傾向があります
お給料は地域によっても違う
都心の方が高く、地方だと給料が低い傾向にあります。
オンコール回数が多い分、大手の訪問看護ステーションはお給料がいいと書きましたが例外もあります。それはオープニングスタッフの求人です背景や土台があれば、オープニングでもお給料が高く、経験者の場合年収500万前後もらえることがあります。例えば、もともと訪問系のサービス(掃除サービスやお弁当配食など)をしている事業所が訪問看護ステーションを新たに立ち上げた例などは顧客層をある程度確保できていることが多いので、オープニングでもお給料が高いです。
3オンコールについて知りたい!
病棟の夜勤とオンコール、どっちが大変??
(個人的な意見ですが)病棟の夜勤の方が大変でした・・・
夜勤体験談( ;∀;)↓↓
もちろんオンコール当番のほうが大変!という看護師もいます!
オンコールは何が大変なの?
私なりに大きく3つあります!
①基本一人で対応しないといけないこと。夜勤みたいに3人体制でできないことも多いので責任感があります。
②いわゆる、『夜勤明け』がないこと
日によりますが、オンコールが鳴り止まない時は大変です。病棟みたいに夜勤明けがないので、どんなに忙しい夜でも次の日は普通に日勤として働きます。
③オンオフ切り替え
あと、オンコールは家で待機するので急に呼ばれた時のオンオフの切り替えが大変だったり、お風呂中も緊張がとけなかったり、慣れるまでは大変だと思います。
訪問看護師に興味がある、私もいつかやってみたい!
けどオンコールは不安・・・(/ _ ; )という人でもやってみたら案外慣れます!
私も最初はとても不安だったけど、3、4回やってみたら徐々に慣れました。
挑戦したいことを怖がらずにやってみたら、意外とやりがいや楽しさに気づけるかもしれません٩(*´꒳`*)۶